竹久 夢二 たけひさ ゆめじ

作者紹介

黒船屋

竹久夢二は大正期の画家で、本名は竹久 茂次郎(たけひさ もじろう)。 数多の美人画を残し、描いた美人画は「夢二式美人」とよばれ当時の世に大きな影響を与えた、 代表的な大正ロマンの画家である。 18歳で絵の世界に入り、22歳の時から竹久夢二と名乗り始めた。

『夢二式美人』には実在のモデルがいる。中でも夢二に密接に関わったのは、たまき、ヒコノ、お葉だ。 夢二を語るには、この3人は外せない。 代表作である『黒船屋』のモデルには2つの説があり、ひとつはお葉、もうひとつは最後に会うことが叶わなかった 夢二の最愛の女性、ヒノコだと言われている。

また、絵画でも様々な表現に挑戦していた夢二は他の分野にも通暁しており、詩人としても名を残した。 中でも『宵待草』は曲がつけられ、国民的な歌となった。

代表作

  • 『青山河』
  • 『黒船屋』
  • 『五月之朝』
  • 『宵待草』
  • 『旅』